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子育てしながらTOEIC900点を目指す三十路【実践英語編】

前回はTOEICで900点を目指しているおじさんの戦略について書きました。

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実はTOEIC900点を目指すその先には、実はTOEFLiBTの100点という目標もあります。

生きてるうちに米国で学術研究をしたいという夢がありますので、最低限の英語レベルが無いと、渡航期間を無駄に過ごしてしまうであろうと容易に想像できます。ですから、TOEICにとどまらず英語力向上をしっかり、自分に課したいと考えています。

TOEFLは大学で勉強する留学生向けの試験なのでTOEICよりはアカデミックな英語の総合力を測る試験内容となり、対策としては別になりますし、普通に日本で仕事をする、稼ぐための英語としてはオーバースペックです。

ただし、後ほど紹介する骨太の英語学習戦略に従えば、TOEICを高いレベルで取ることがある程度正確な英語使いへの道を開いてくれると考えています。

TOEFLのように総合的な(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)アカデミック英語の学習から始めてしまっても良いと思うのですが、私はすでに大学生ではないので留学のためのスコアメイクを迫られているということもないので、ゆっくり骨太に学びたいと思います。

前置きが長くなりましたが、私が考える「本当に英語を使える」用になりたい人のためのおすすめの英語学習のガイドラインをご紹介します。

骨太の英語力を身につけるための勉強戦略

英語上達完全マップはTOEICに限らず英語勉強の良心

実際に使える((ここでの「使える」というレベルは研究者やビジネスマン、アーティストと自分の興味に従って質問ができたり、相手の言っていることを把握できるレベル))骨太の英語力向上のための学習戦略のベースとなる考え方として「英語上達完全マップ」という無料で公開されている戦略が最も良いとおすすめします。

六ツ野英語教室|英語上達完全マップ
http://mutuno.sakura.ne.jp/01-intro.html

私は10年近く前から知っておきながら実践できていない頭でっかちな人間です。ただ今回は実行しようと決心しました。この英語上達完全マップを改めて読むとやはり非常にロジカルで良心的な学習法です。

良心的というのは、正しい方法であることは当然に、リーズナブルであり、お金ばかりかかり使える英語にならない方法ではないというところにあります。この戦略を実行するのに必要なのは、やる気と数万円のテキスト代だけで、高額な英会話学校やTOEIC対策本を何十冊も購入する必要はありません。

それだけでも、 「えっ!そんなことあるの?」という感じですが、この英語上達完全マップ自体、書籍版も発刊されていますが、無料で上記のURLからほぼ同じ内容のものが読めます。まずはWeb版の英語上達完全マップを隅から隅まで閲覧し早速実践しましょう。

本当に、やる気と時間と少しのお金だけで使える英語を育てることが可能な学習法、それがこの英語上達完全マップです。

英作文ができればスピーキングもライティングもできる

Aさんは学生時代英語が得意で、大学受験でも英語がポイントゲッターで偏差値も70を超えていました。しかし、英字新聞などをゆっくり読むことができますが、会話は苦手で簡単な英語をしゃべるのも四苦八苦という状態。p.46

書籍版46ページに記載されているAさんはまさに私に当てはまります。

つい2年前にもカリフォルニアに3ヶ月ほど滞在したのですが、アメリカ人や世界中から集まった人材となんとなく会話にはなるものの、自分の思ったように伝えられず、本当に恥ずかしく、もどかしかったです。

このように受験英語ができたはずの人でも、英語が使えるかと言うと使えないということはまあよくあることのように思います。

私は日本語でもわかりやすい文章を書くことができていませんから、英語を使ったからスラスラと名文が湧き出てくるということはないと思いますが、それでも日本語では言いたいことがある程度伝わっているわけですから、せめて英語で言いたいことくらい言える程度にはなりたいものです。

それができるようにななる方法として、瞬間英作文がスラスラとできるようになるように鍛えるというところにこの英語上達完全マップのミソ、骨太の英語運用能力の真髄があると考えています。

音読と瞬間英作文は使える英語に直結する

英語について音読と瞬間英作文は「意外」とやってないのではないでしょうか?

かくいう私も音読も瞬間英作文もどちらもほとんどやっていません。なぜならものすごく面倒くさいからです。「一度できた問題をなぜわざわざ声に出して読むのか?」試験対策だけならこんな読めば読むほど時間のかかる方法は非効率のように思います。

しかし、実はそうではないのです。

英語をマスターした人たちが、まず例外なく、音読を重要なトレーニングとして位置付けていて、国弘氏の薫陶を受けていることが分ります。(中略)なぜ音読は効果があるのでしょうか。私は英語上達の方法は端的に言って、「文構造・意味を把握している文を脳、音声器官を通じて出し入れすること」だと考えていますが、音読はこれを実に効率的にできる方法だからです。
http://mutuno.sakura.ne.jp/05-training01.html

このように、筆者は「音読は効率よく英語を上達させる方法である」とまで述べています。唯一音読の欠点があるとすれば単調になりがちであるということです。そのため、リピーティングとシャドーイングという方法でトレーニングに変化を付けます。

私も中国語を学習したときは教科書の文章を覚えてしまいました。音読テストがあり覚えざるを得なかったのです。何度も何度もCDを聞いて暗記しようと頑張りましたが結果的に発音が良くなり、結果的に中国で学位を取ることもできました。

ただ、筆者は暗記してしまうということと、諳んじることができることは別のことであると指摘しています。ただ、おそらく音読やシャドーイングを駆使して英語を学習すると、必然的に例文を覚えるというか、染み込んでしまうと思います。

外国語学習には王道があり、それを避けようとすると逆に遠回りというのが事実のようです。

英語学習方法論はこのくらいにして実践あるのみ

いろいろと思うところを書いてきましたが、帰国子女などではない、普通の英語学習者にとっては間違いなくこの学習法が最も効果的であると私も共感するところがあります。

言語はツールですが、使えたほうがよりその先の情報を取得したり発信したりすることができるようになります。日本語でも十分な情報を手に入れることができる時代ですが、やはり人間同士のコミュニケーションとなると、自分で言語を扱えたほうがより身近に感じてもらえたり、紹介してもらいやすくなったりします。

それは、日本に来ている外国人が日本語を話しているだけで、頑張って練習しているだけで、日本人としては友達になりやすかったり話しかけやすかったりして、その人はより日本のことに詳しくなれたり、日本人の友だちができやすかったりするのと全く同じです。

私はコミュニケーションが得意ではないですが、得意ではないなりに、その人のことをより知りたいと思いますし、自分の考えをなるべく正確に伝えたいと思っています。

最近、私の知り合いがダイビングのプロライセンスをとるために、試験で必要な400メートルの泳ぎを練習していたらいつの間にか、遠泳やトライアスロンに必要な体力がついていたことに驚きました。

このように、自分がやりたいことを目指して達成できなくはない目標をおいて置くことで、その手前で必然的に達成してしまうことはたくさんありますし、そしてそこから広がる新しい世界が自分の選択肢を広げていくのだと思います。

英語を勉強すること、TOEFL100点を目指すことの手前にTOEIC900点を丁寧にとる、そのために骨太の英語学習戦略を持っておくことで、ブレずに最短距離で、本当に力になる英語を身につけることができると考えていますし、そこを目指しています。

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