- リーダーシップについて知りたい
- ネガティブ思考を克服したい
- 内向的な自分を克服したい
何が成功に導くのか。最も大切な要素は何か?
人生をもっと良いものにしたい。成功したい。
どうすればもっと前向きになれるのか。今の自分を変えてみたい。
この記事を読んでいるあなたは何らかのヒントを得たくて、このページを開いています。自分を変えたいと思ったけれども、どうすれば良いのでしょうか?「自分がもっと高学歴なら」、「もっと仕事ができたら」、「お金があったら」・・・そう思うことはありませんか?
実は成功の要素は単純です。アメリカの経営者トレーナーGina Kloes氏によると、
「成功は80%の心理と、20%の戦略」によって導かれます。
つまり、10回のうち8回は自分の気持ちが万全であればうまくいく。そして経験や知能、お金による部分は2割なので、どんなに条件がいい人でも、気持ちが0%であれば10回中2回しか成功できないのです。
また、元マッキンゼー・mixiの代表取締役であった朝倉祐介氏は、衰退期に入った会社を立て直すのに必要な要素について、次のように語っています。
「この理と心と運、後付けでどれぐらい結果に貢献していたのか。この比率なんですけれども、私、ざっくりとこれ、1:4:5ぐらいだと思ってます。つまり半分以上運なんですね。運なんです。」
運の要素を外せば、理を戦略、心を心理と置き換えると、その比は「1:4」。
つまり、先ほどと同じです。
さきほどのKloes氏の場合は運の要素を前提としているため、割合に含めていませんが、人生には必ず運の要素が付いてきます。ただ、運というのは心と理を突き詰めてこそ、巡ってくるものです。
すると、今あなたができること、それは心と戦略を磨くことです。8割は心であるのであれば、自分の心に向き合うことがどれだけ大切なことなのか、そして、大きな要因は学歴やスキル、そしてお金にないのです。
これがまず最初に頭に入れておくべき事実です。
ディズニーランドでは自己表現できるのになぜ普段はできないのか?
ディズニーランドに行くと沢山の人が、おそろいの服を着たり、耳を付けたり、仮装したり思い思いに楽しんでいる様子を見ることができます。
コスプレ文化も日本から生まれてますし、日本では自分の好きなものや個性を発揮することに喜びを感じる人がたくさんいるはずです。
しかしながら、こと日常においては自分の意見を言うことがあまりなかったり、自分の思い思いの生き方で他の人と関わったりすることができないという人は多いでしょう。
自己を表に出すことは、他人を傷つけない限りにおいて決して悪いことではありません。お互いに尊重し合うことができれば、相手の言い分がどこまで許されるのか、自分の意見と相手の意見を交わすことで明らかになります。
個性があるということを認めることが、相手の理解に最も大切だからです。身の回りの仕事や家庭、そして友人関係において最も輝いている人は誰ですか?
この答えは一つです。「自分の心に素直に従っている人」です。
楽しそうに仕事をしている人は、仕事が楽しいわけではありません。その人の人生の中で、仕事の時間を楽んでいるだけのことです。仕事をする時間くらい前向きにやっていかないと生きていけないと思っているのかもしれません。
尊敬できる上司や友人はどんな人ですか?
これもまた、「自分の心に素直に従っている人」でしょう。なぜなら自分が大切にしなければならないものがわかっているからこそ、心に余裕を持って人と向き合えるからです。
他人の気持ちばっかり考えている人は実は自分を貶めています。
あたかも自分が価値のない人間であると言いふらしているようなものです。自分の心に従うことが一番であるからこそ、人の気持ちもわかるし、わかりたいと願うのです。
人生のすべての日が、あなたにとってディズニーランドであるかのように、ワクワクできればどんなに幸せなことでしょう。実際に成功者は毎日、この瞬間の貴重な時間を噛み締めながら、心を踊らせて生きています。
人それぞれ感じている、素敵な瞬間を忘れないでください。そして、その瞬間を十分に味わうことが、周囲から尊敬される人間を作り出すのです。決して人の気持ちばかり考えないでください。自分が無理をしている人は誰からも尊敬されません。
起業家に必要なリーダーシップは実は全員が持ってる
リーダーというとテキパキと指示をしたり、人から好かれる人望がある人のことを指していると思いがちですが、それはリーダーの一部でしかありません。
リーダーに必要な要素として、「諦めないこと」、「元気づけること」、「仲間を尊敬すること」が大切です。これらは決して一部の人しか持っていない要素ではなく、誰しもが少なからず持っている性格です。
まず、「諦めないこと」という能力は、今のアメリカでは「GRID」と呼ばれています。
日本だと「やり抜く力」と呼ばれることが多いですが、これは決して根性でなんとかするというものではなく、「失敗を失敗だと思わず、成功のための土台として考え直す力」であると思います。
諦める瞬間というのは、心の奥底の小さな不安がなんらかの経験によって、急激に大きくなり心がそれで一杯になってしまった瞬間です。全ては不確実なのでその不安をゼロにすることはできません。
しかし、不安を不安だと感じさせなければ良いのです。
それが、「失敗は成功の元」というリフレーミングした考え方です。つまり、失敗したからこそダメな方法がわかったのだから、次やるときは確実に成功に近づいていると考えれば、そのような不安に押しつぶされることはなくなります。
不安を消すのではなく、不安は誰しも持つものとして、その不安の原因である失敗を自分の成長や会社の成功のためのステップであると考えることができれば、自分のありたい姿や、未来に対して一歩近づいたのだと確信できます。
失敗は成功のもとという言葉の意味が少しだけわかってきたような気がしませんか?
ゲームチェンジャーになろう!
ゲームチェンジャーとは、今までのあらゆる決まりを根本から変える人のことです。ビジネスにおいても人間関係においても、そして自分の人生においてもゲームチェンジャーになりうるのです。
今、生きていて何かもっとこうしたほうが良いと思ったらそれは気づいたあなたが改善するのです。それはお金にならないかもしれませんが、お金がほしいのであればお金が手に入るゲームを作り出すこともできるはずです。
人間関係が悪いということが大きな問題であれば、なぜ人間関係が悪いのか、どうしたら自分はもっと気持ちよく他の人と関わることができるのか、そのためにどういった選択をすべきなのか、一つ一つ自分の価値観を明らかにしていく必要があります。
それは、紙に書き出すことで具体化されたり、人に話すことによって具体化されたりします。ここで気をつけなければならないのは、自分の考えは頭の中で考えるだけでは決して具体化されません。永遠に頭の中をぐるぐると回るだけなのです。
だからこそ、打ち返してくれる人に聞いてもらう必要がありますし、紙に書き出すことで具体度を上げることがとても重要なのです。こうした悩みは専門のカウンセラーや、宗教、友人など様々な人に同じ問をぶつけてみると良いでしょう。
自分の見方がいかに偏っているかに気づいたり、自分では明らかにできなかった、自分が実は大切にしていることを明確化するのにとても役立ちます。
ゲームチェンジャーは決して世の中の仕組みを変える人だけを指しているのではありません。自分の人生という最も楽しむべき時間をより良くするために自分自身がゲームチェンジャーであるべきなのです。
今、この瞬間、どんな気持ちでこの文章を読んでいるでしょうか。
アントレプレナーになるためにはまずは自分が自分自身の人生のゲームチェンジャーであることを自覚しなくてはなりません。何をするのか・しないのかさえ固まれば、HOWの部分、つまりビジネスプランや資本政策などテクニカルな部分は人に頼ることができます。
良いビジネスプランを作るために悪戦苦闘するよりも、まずは何をやらないのかについて自分の心に問いかけてみてください。そこから何をするのかが少しづつ見えてくるでしょう。