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本当の意味でクリエイティブな職業は3つあるかもしれないという話

皆さんこんにちは。
「クリエイティブな仕事」って憧れませんか?

私はクリエイティブな職業ってなんだろうと真剣に考えてみたことがあります。
結論として本当にクリエイティブな3つの職業があるという答えに行き着きました。

「研究者」「アーティスト」「起業家」です。

この3つの仕事は本当の意味でクリエイティブな仕事です。
これからその理由を説明したいと思います。

クリエイティブというのは見た目ではわからない

クリエイティブというのは世間的に言われるような、
有名なデザイナーや広告マンのことを言ってる訳ではありません。
創造的で、自由度が極めて高い仕事ということです。

クリエイティブの代表格っぽいデザイナーとは、よくよく考えると、
「誰かのために課題を解決する仕事」だと言えます。

広告のクリエイティブはお客さんのために多くの人を惹き付ける広告を作ることです。
これらの仕事は自由度が高いように見えて、クライアントが決められており、
その仕事が求められる結果も決まっていることから決して自由では無いですよね。

洋服のデザイナーも多くのデザイナーさんはあくまでブランドのサラリーマンですから、
ブランドが持つものを生かしてある程度の形の中で仕事をするわけです。

自由なように見えて自分のクリエイティブを顧客やブランドに頼ることでもあります。
もちろん、自分が大きい仕事をしたり、有名になることが目的であるなら、
それでも仕事のクリエイティブとしては十分なのですけれどね。

一方で、研究者は自分の興味関心に基づいて研究に打ち込めますし、
アーティストは自分の想像力が人を動かす仕事ですし、
経営者は自分のアイデアやビジネスプランから自分の好きな仕事を作れる職業です。

ですから、芸術家というのはどうみてもクリエイティブですが、
研究者や起業家というのも中々にクリエイティブな人種だと言えます。

だからこそ、人間生きているからにはこの3つの職業を目指すと、
ほんとうの意味でクリエイティブな仕事ができるのではと思うのです。

研究者と芸術家と起業家がクリエイティブな理由

研究者は特に自由なクリエイションができる仕事です。

ただし、企業研究者は企業の方針によって研究できる内容は決められてしまいます。
だから、大学や研究機関の研究者のほうがより自由な可能性が高いと言えます。

一方で自分で研究テーマを見つけて何年も追い求めるのは簡単ではありません。
GRIDというやり抜く力が再評価されていますが、
研究ほどやり抜く力が必要なこともありません。成果が出ないと精神的にも苦痛です。

アーティストもクリエーターですが、これも本当に好きでないと中々できません。
なぜなら、食うにも困るアーティストのほうが多いのは事実だからです。

創作活動が好きなのか、創作活動をしている自分が好きなのか、
早い段階でどう生きていくかということと向き合うことが求められます。
後者であるならクリエイティブな感じを出しながらサラリーマンをすることもできます。

起業家というのは、ここでいう起業家とは経営者ではありません。
経営者というと、二代目社長もサラリーマン社長も経営者になります。

しかし企業は資本主義の中での生存と最大化を求められる宿命にあるために、
大きくなればなるほど、経路依存性が高くなればなるほど、自由度が失われていきます。
このことから、自分が創業者でなければ、多くの場合において、
自分の意思だけで自由にできることは次第に減少していくことになります。

起業家とは行動力で新しいサービスを生み出すだけでなく、
雇用や働く場をつくることで利益を生み出す仕組みを作るクリエーターと言えます。

せっかく生きているからにはこのどれかを一回は目指して欲しいと思ってます。
できれば、全部経験してみることがこの世の中を深く理解することにつながるでしょう。

この内どれがもっともクリエイティブかと言うのは決めることができません。
どの仕事もやはり、対価を頂く以上好きなことばかりやることができるかと言うと、
必ずしもそうではないところがあるからです。

しかしながら、これらの職業は遥かに、経済的にも自立しながらも、
自由に創造的に、人類の最先端、未踏の地に近づける可能性がある唯一の仕事なのです。

クリエイティブな仕事はなることが難しい?

ここで一つ問題があります。

研究者も芸術家も起業家も食っていくことが難しい職業だということです。

これらの仕事は非常に少ない人数しかそのポジションがありません。
なぜなら、クリエイティブであることを認められるということ自体が、
その仕事の価値に直結しているからです。

そして、その価値を他の人に知ってもらい、対価を支払ってもらうには、
相応のクリエイティビティや成果が出て無ければ当然仕事としては成り立たないのです。

世の中の商売はルーチンワーカーとクリエーターに分けられること、科学者は典型的なクリエーターであること、を述べました。またその素質や大学院の選び方、収入などについて考察をしましたね。ではルーチンワーカーとは何か、賢明な読者諸君はもうおわかりのことと思います。
http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/saibou/qanda.html

ただし、なんとしてもクリエイティブな仕事がしたいという人に朗報です。

努力次第でクリエイティブを追求できるのは実は研究者だけです。
芸術家や起業家はその人の力だけでは変えるのが難しい変数の影響を受けやすいからです。

もちろん、研究者も大学経営の状況や分野によって競争が激しかったり、
需要が少なかったりすることでポジションがないということはありますが、
芸術家や起業家よりは、確実に論文数という自分の力だけで成果が出せる仕事です。

一見華やかに見える芸術家や起業家のほうが誰にもできそうですが、
自分の力だけでコントロールできる変数が少ないという点で運の要素が大きいと言えます。
だから、不安定な人生は送りたくないけど、クリエイティブな仕事がしたいというなら、
研究者を目指すのがもっとも確実な選択といえるかもしれません。

本当のクリエイティブは楽そうで実はしんどい仕事

ここまで、論じてきましたが、自分が思いついてない職業もあるかもしれません。
他にクリエイティブな仕事があればぜひ教えて下さい。

こうして考えると本当のクリエイティブは他人に評価されるかどうかわからない、
そういうところで新しいことをやるということであって非常に不安定
な仕事なのですね。

一見、好きなことをやっているように見える仕事ですが、
アーティストとして作品を作るには人のマネではないオリジナリティを見つけるために、
相応の覚悟と身をすり減らすような思考が背景にあるはずです。

研究者は当然自分のオリジナリティがアピールできなければ評価されませんし、
起業家もたとえ順調に会社を上手く経営できたとしても、
ほんとうの意味でクリエイティブな仕事にはなってないことがあります。

特に市場においては、普通の人を相手にしなければ量をとることができません。
量を取らないと経営が成り立たないことが多いからです。
また、普通の人に対してこれまでにないものを売ることは難しいです。
論理や感覚だけでお金を支払うことはできないからです。

こうして、真剣にクリエイティブな職業を考えると頭がいっぱいになるくらい、
非常に困難な道を歩んでいくことは避けられないということも分かります。

まず強調しなければならないことは、理論に関わっている研究者の、約7年半に及ぶ大変な努力によって、理論の論理構造は細部まで徹底的に分析・議論され、何十回もの単独講演や何件もの大きな研究集会で詳細に解説され、また何名もの研究者により(いわゆる「サーベイ」という形で)解説原稿が出版され、特に理論の正しさは何十回、何百回と確認されており、この検証活動によって多数の軽微な記述上の不備等は発見され直ちに修正されているものの、理論の本質的な正しさに関わる問題点は一件も確認されていないということです。
https://plaza.rakuten.co.jp/shinichi0329/

たとえ、誰にも理解されなかったとしても己のクリエイティブを突き通せるか。
その覚悟がどれくらいあるのかと問われたら答えに窮するでしょう。

研究者は研究者コミュニティー、芸術家は評論家や世間の人々、起業家は市場に、
受け入れられなければその存在は無かったものと等しいことになります。

そう考えると、仕事というものは何らかの価値尺度に従いながら、
その中で己のクリエイティブを発揮すること
であるならば、
ルーティンワークの中にやはり小さなクリエイティブは生まれる可能性はあるはずです。

あなたは、日々の生活でどれくらいクリエイティブな仕事をしていますか?
その成果を自分自身で認めることができたなら、
既にあなたはクリエイティブな仕事に従事していると言っても良いのかもしれません。

最終的には「自分が自信を持って納得できる仕事をすることが、
最もクリエイティブな仕事をしたことにつながる」
んじゃないかと、
タイトルを真っ向から否定するような結論として締めたいと思います。

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