lindablog

仕事とは何か。仕事の意味について考えた

今の私が考えた仕事とは何かという疑問への答え

中島誠之助に「いい仕事してますね」と言われたい

仕事の定義について辞書を引くのは後回しにするとして、
私にとって「仕事とは何か」一つの答えとして思い浮かんだのでご紹介します。

それは「仕事人にいい仕事しているな」と思われる仕事をすることです。

仕事の意味について「労働」とか「職業」とか「業績」とか物理学の「仕事」というのも、
ひとつの答えとしては間違っていないと思います。

しかし、仕事というのは単にその外側を観察した際の定義に留まらず、
人が「したこと」に対する誰かしらの評価という一連の流れに意味があると思うのです。

何でも鑑定団の中島誠之助さんは「いい仕事してますねぇ」と鑑定品を褒めます。
それが本物であろうと偽物であろうと、一つの仕事として評価します。

僕はそれこそが仕事の本質なんではないかと思うのです。
仕事を誰かに認められることこそが仕事の目的であるということです。

その仕事に意味があるのか無いのかをはっきりさせる方法

その仕事は「誰を」喜ばせているのかに目を向けたときにその仕事の意味が分かります。

それがダメな仕事かどうかというのは倫理的に許されるのか、
そして社会に生きる以上守らねばならぬ基準として法律があります。

しかし、法律を守っていることを前提として、その上で仕事の良し悪しとは何でしょうか。

「職業に貴賎なし」と言いますが実際は、
少なからず仕事によって後ろめたいと感じる仕事もあるのではないでしょうか。

それは一般的に簡単な仕事や、万人を対象に価値を測ることが難しい仕事だと思います。
誰でもできる仕事や、人によって価値が大きく変わるものや、
情報の非対称性が高すぎるものは怪しさを生み出します。

例えば骨董商や、水商売は人によって価値が大きく変わります。
ギャンブルや高利貸しなど依存性の高いものも人によっては価値を感じます。

ただ、依存なのか本人の意志によるものなのかは、はっきりとはわからないこと、
そしてそこに社会的がかけているので後ろめたさを感じる余地が生まれてしまうのです。

ただ、根本的には高利貸しと投資銀行、ギャンブルと保険会社は同じです。

そこに有るかないかというのはシンプルに「社会的な意義」です。
そして仕事の規模による報酬や知的難易度の高さ、政治力、有能な人材といったイメージ、
などによって評価が大きく異なってしまうのです。

これほど社会性というのは職業の意義に大きな影響を与えます。
金儲けを狙いに行くとこの社会性のロジックが大きくかけてしまうので、
どんなに金を稼いでも後でホコリを叩かれやすくなってしまうのです。

話がそれましたが、そこで仕事に意味があるのかを考えた時、私はこう考えます。
だれか他の人が「いい仕事だった」と感じてくれるサービスであれば、
その仕事は少なくとも誇りを持ってできる仕事なのではないかと思うのです。

だから、社会的に認められづらいような仕事であったとしても、
仕事をしている人や利用者が「いい仕事している」と感じられる仕事であれば、
それは仕事としての意義は果たしているのではないでしょうか。

つまり、誰かがいい仕事していると思ってくれる仕事をしている
そういうことをするというのが「仕事」とはという答えなんだと思います。

資本主義社会の中ではやはり職業に貴賎なし

上のマンガは「重版出来」という松田奈緒子によるマンガの1ページです。
グラビアアイドルは読者に夢を与える存在なので、写真に修正が入ることもあります。

印刷会社のオペレーターさんはフォトショップを駆使して、
事務所の要望通りの修正をしていくある意味「夢」を創造する仕事をしています。
そしてマンガではライバル企業のオペレーターも職人仕事に感心しています。

この世界においてお互いにいい仕事をすることで、アイドルの人気を引き出し、
雑誌の出版重版を願って写真一枚に渾身の技術を投入しているわけです。

「読者を騙してる!」と怒る人もいるかも知れません。
しかし、あまりの厚化粧はいずれバレてしまうわけで塩梅が重要になります。
このさじ加減を提案するのもオペレーターの仕事かもしれません。

いい仕事をしていると誰かから評価されるような仕事は誇りを持てるはずですが、
資本主義では一つの尺度として「お金」が評価尺度として使われることがあります。

これについては、確かにお金が買えるものもたくさんありますが、
人間として越えてはならない一線というのがあります。

そして、どれだけお金を持っていても、
その人が生きてきた生き様というのは変えることができません。

そのことに自覚している上での生き方をすることが大事なのであって、
その人の生き方や考え方が人として曲がっていれば自然と人が離れていきます。

職業は生まれながらに決めるのではなくて「賢人(学ぶ人)」には「むずかしき仕事」をさせ「身分重き人」とし、「愚人(学ばない人)」には「やすき仕事」をさせ「身分軽き人」とする。

難しき仕事をする達成感は、お金には変えられません。

職業によってはあまり良いようには思われないということもありますが、
その仕事が本当に、難しく社会を良くする仕事であるのであれば、
その仕事に取り組む人を応援する人は間違いなく増えると信じています。

政治や芸術などに比べて、ビジネスが一段下に見られるのは、
単に、イメージだけでお金儲けをしているというイメージが強いからです。

しかし、現代において地盤のある政治家や社会を捉えずに自己満足で作品をつくる芸術家、
と比較してビジネスが劣っているとことは何一つ無いと思います。

人を動かし、人に仕事を褒められ、資金を調達し、
従業員に愛される持続可能な経営をしていくというのは何より難しいことです。

だからこそ、今仕事について深く考え、足りないものは必死で学び、
仲間を得て、資金を得て、多くの人に支えられる事業をつくる。

そのために、今自分が第三者から評価される仕事をすることは、
ものすごく意味があることだと考えています。

モバイルバージョンを終了