受験のテクニックや精神論も聞く価値はあると思うが何と言っても一番大事な勉強法も書いていきたいと思う。今日はおススメの単語帳を紹介する。
まずは『DUO3.0』(アイシービー 2000年)
- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
- 発売日: 2000/03
- メディア: 単行本
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- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
- 発売日: 2000/03
- メディア: 単行本
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この単語帳のいいところは
- 簡単な単語もまんべんなく載っているので次第に難しくなって付いていけなくなるということが無い。
- 短文を何回も読んでいると自然に意味を覚えてしまうようになる
- 復習用CDで短文の訳を丸暗記してしまうことが可能
- 1つの意味がイメージできるようになったら、複数の意味や関連語、同義語もすぐに参照できる。
- 熟語や口語表現も抑えているし、単語の構造まで書かれているのでイメージしやすい。
むしろ早計レベルならこの一冊だけで十分なくらいだ。とにかくひたすら量をこなすことが大切だ。
次にお薦めなのが『単語王』(オー・メゾット出版 2001年)
- 作者: 中澤一
- 出版社/メーカー: オー・メソッド出版
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 新書
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- 同義語、関連語、複数の意味を提示している
- レベルは高めだが早慶・国公立を目指す人は押さえておきたい2202語。
- なんとなく手作り感あふれる?意味・綴りを隠す紙シート付き
- 住所氏名を登録すると全国の受験生が集う単語王大会に参加できる。
DUOにもう飽き飽きしたというレベルならこっちに進もう。この一冊だけでも良いといえるが、最初に手に取るにしてはレベルも高く、頭のなかに入りづらい単語帳なので自身がある人以外はDUOをおすすめしたい。
3番目にお勧めなのは『速読英単語 必修編・上級編改訂版3版』(Z会出版 2000年、2003年)
- 作者: 風早寛
- 出版社/メーカー: Z会出版
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 単行本
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- 作者: 風早寛
- 出版社/メーカー: Z会出版
- 発売日: 2003/03/20
- メディア: 単行本
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- 長文を音読しつつ日本語訳を読むことで意味が頭に入りやすい
- 良くも悪くも受験生のベストセラー
強いて言うなら、DUO+単語王、またはDUO+速読英単語の組み合わせで十分だろう。3冊とも購入したとしてもやった気になるだけで定着は見込めない。
単語帳の選び方として重要な点を挙げれば、CDが販売されているということである。耳から覚えると言うことは「日本人には合ってない」「受験には必要ない」などという声も聞かれるが、手で書くよりもよっぽど効果的だと思う。聞いて話す、聞いて話すの繰り返しこそ最も効果のある外国語学習法だ。
英文を聞いて追いかけるように発音をマネする『シャドーイング』という訓練は同時通訳者を目指す人が行うレベルの高い学習法だが、これを1行づつCDを止めながら日本語の意味を確認しながら行うことは誰でも出来ると思う。これを繰り返すことが力をつける。
もちろん最初は何言ってるか分からないし、意味も思い浮かばないだろうがとにかく何回も聞くことが大切だ。少ない数の単語を気合いで全て覚えるのではなくて、多くの数(100個くらい)の単語に触れてそれを毎日聞くことが大切。どうせ忘れるのだから気にしないこと。
どうしても単語が覚えられない単語ぎらいな人は、
- 英文をさらーっと読んで日本語を読んでから復習用CDを聞いてみる。
- 1日3ユニットほど2回繰り返し聞く
DUOならこれを1日3回もやれば、今度英文の方をCDを聞きながら読んだ時に意味がすんなり入っていくはずだ。
是非実践してみてほしい。やはり、最初に買う単語帳はDUOをお勧めする。ついでに復習用CDも購入すること。これは電車の中で意識して聞くことで「あーこういう例文あったなー」と思い出すことができる。それだけでも定着に役立つので急いで「覚えよう」としなくても、とにかく数をこなして繰り返すことが大切だ。