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中国の郵便番号検索と追跡の仕方・中国から日本に荷物を送る方法

日本語で調べられる中国郵便番号検索

中国の郵便番号は「市」レベルで規定されていますので、北京市であれば「北京」、大連市であれば「大連」というように日本語の漢字がわかれば調べることができます。

中でもこちらのサイトがおすすめです。

ARACHINA―中国市外局番・郵便番号検索
https://www.arachina.com/search_china/post/

中国郵便番号検索の使い方

まず、上記のページを開き、左上の「検索タイプ」を「地名」に設定します。

次に下の「キーワード」という欄に、郵便を送りたい先の「市の名前」を入力します。

例えば、紹興酒で有名な紹興市の郵便番号を知りたいとします。このときはキーワード欄に「紹興」と入力します。すると、2件表示されます。

中国の場合、県というのは地方、市というのはある程度大きな町を指しています。紹興市内の住所であれば「紹興」の312000が郵便番号になりますし、紹興県の住所であれば312300が郵便番号となります。

中国からの郵便(EMS)追跡方法

EMSの場合の追跡方法

EMSの場合はEMS送り状に記載されている13桁のお問い合わせ番号を、日本の郵便局のページから確認することができます。

日本郵政―EMS配達状況のご確認
https://www.post.japanpost.jp/int/ems/delivery/

中国から発送される場合は中国郵政のサイトで検索するほうがより早くわかります。

中国郵政EMS検索ページ
http://www.ems.com.cn/english.html

中国国内の郵便追跡検索ページ

中国国内の郵便追跡はこちらのサイトから調べることができます。

中国国内の快递で追跡する際の総合検索サイト

中国国内では快递という民間の配達業者を用いることが一般的です。しかし、これらの配達業者は国内だけで800以上存在していますので、それぞれの企業のサイトから調べるのは非効率的です。

そのため、すべての配達業者の番号を検索できる検索サイト「快递100」があります。

日本と中国間で荷物をおくる際のベストな方法

日本から中国に荷物を送る場合のベストな方法

日本から荷物をおくる際はEMSもしくは航空便がベストです。

船便もしくはSAL(エコノミー便)はいつ着くのかまるで分からないので、この方法を選択するのは、「どうしても安くなければならないが、いくら時間がかかってもいい」というものすごく特別な状況のみです。

https://www.post.japanpost.jp/int/service/dispatch/index.html

中国から日本に荷物をおくる際のベストな方法

中国から日本に荷物を送ることを想定すると、やはり最善手はEMSもしくは航空便です。

しかし、駐在からの引越し等でどうしても日本に持って帰りたく、かつ大型の荷物を運びたいという場合は、日通やヤマトの営業所がありますので見積もりを取ることも可能ですが、極めて高額です。

ダンボール箱数個であれば郵便局から航空便を使用したほうが手軽に、かつ確実に日本に届きます。

体験談:中国からSALで荷物を日本に送ってみた

中国から荷物を送る方法はその重さや大きさにもよりますが3通りほどあります。1つ目が日系引越社に頼む方法、2つが日系物流会社に依頼する方法、3つ目が中国郵政の国際小包やEMSを使う方法。

もちろん郵便局を使う方法が一番安く荷物を送ることができるのですが、重さや大きさによっては物流業者に任せたほうが手早く、そして面倒なく遅れたりしますので、懐事情やその他もろもろの条件を踏まえた上で輸送方法を選択する必要があります。

今回は15.6キロの荷物を送るということで比較的安いSALを使いました。そして輸送に必要な日数は実際の所どのくらいかかるのか試してみました。

中国の郵便局に荷物を持ち込む際は蓋を閉めない

まず中国の郵便局に荷物を持っていくのですが、その際はフタを閉じてはいけません。なぜなら、郵便局で中身のチェックを行った上で専用の箱に詰め替えるからです。

カウンターで「我想把这个寄到日本。用国际包裹」などと言えば国際郵便用の伝票を貰えます。そこで持ってきた荷物をチェックされます。衣類や本などは問題ありませんが、書類などは不可ですのでご注意下さい。また電池やガラス製品も拒否されます。

その場で重さを測り、ダンボール、伝票代として10元程度徴収されます。伝票はこんな感じになります。

中国の郵便局でも航空便、SAL、船便から選べる

日本と同じく航空便、SAL便、船便の3種類が用意されています。航空、水陆路(Surface)、空水陆路(SAL)の3つです。

箱の中身についてもある程度書き込む必要があります。私の場合は本を10冊、10キロ、300人民元程度。服を5枚、500人民元程度と書いてあります。大体でいいので書く必要があります。書いていないと窓口の人に書くように促されます。

伝票の最下部にある「无法投递处理意见」というのは配達不可能の時荷物をどうするかという意味です。そうなった場合を考えたくもありませんが、「立即退回寄件人」と「以最经济的邮路」にチェックを入れて、中国の住所に送り返すようにするか、会社の住所などを書いて「改投下列地址的收件人」に送ってもらうようにしましょう。

15キロの荷物を日本に送った時にかかる費用は?

後は窓口で料金を支払うだけです。私の場合15.6キロで521.4人民元を支払いました。その中に验关费8元、其他费8元という手数料を取られています。

中国から日本までSALで何日かかる?

EMSであればこの2倍程度の輸送費がかかりますが2日で届きます。SALの場合はどうでしょうか。結果として21日かかりました

状態発生日     配送履歴 詳細 取扱局県名・国名
2013/06/21 16:04 引受 CHINA
2013/06/22 13:05 国際交換局から発送 BEIJING CHINA
2013/07/11 04:41 国際交換局に到着 川崎東郵便局 神奈川県
2013/07/11 09:15 通関手続中     川崎東郵便局 神奈川県
2013/07/11 11:56 国際交換局から発送 川崎東郵便局 神奈川県
2013/07/11 14:04 通過 川崎東郵便局 神奈川県
2013/07/12 00:44 通過 新東京郵便局 東京都
2013/07/12 06:31 到着     東京都
2013/07/12 11:54 お届け済み 東京都

日本郵政のサイトでは10日から2週間程度と書かれていますが、もう少し余裕を持って見たほうがいいかもしれません。すぐには使わないものを入れて送るべきでしょう。

その他の民間物流会社に依頼した場合EMSと同程度か少し高いくらいの価格で、荷物の引受までやってくれます。値段にはこだわらないという人はこっちでもいいかもしれませんね。

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