ライフ・考え方

【意外と意識してない】コミュニケーションとインフォメーションの違い

コミュニケーションとインフォメーションの違い

コミュニケーションは人と人の会話や接触の中で行われる交換という感じがします。

一方でインフォメーションは「情報」といわれるだけあって、そこに交換するという意味は含まれておらず、その伝えたい情報を渡すというイメージがあります。

実はこのイメージは大正解です。

コミュニケーションが相互作用であるのに対して、
インフォメーションというのは一方的なメッセージなのです

それではもっと詳しくコミュニケーションとインフォメーションついて学びましょう。

インフォメーションとは?

インフォメーション(情報)とは送信者から受信者へのメッセージの送信です。

メッセージの内容は「客観的な」事実を指し、それは送信者と受診者との人間関係とは独立して成文化されているものです。送信者から送られるメッセージ全体は、記号および合成規則のシステムによってコード化されます。このメッセージは言語という形で表現されることが多いです。

こうして送られたメッセージは送信者によって意図的に送信されます。
送信者は何らかの意図をもってその情報を発信していると言えます。

コミュニケーションとは?

コミュニケーションとはお互いに「送信者と受信者」の両方であるメッセージの双方向転送のことです。これらのメッセージの意味は、コミュニケーションをする人のあいだの実際のやりとりのコンテキストでのみ理解できます。

言語によってコード化(記号をつかって体系化すること)されたメッセージの他に、このコミュニケーションへの参加者は、相手方間の人間関係の関係内容を明らかにする一連のメッセージを自然に送ります。

言語の他には例えばボディー・ランゲージなどを用いてメッセージを送ることもあります。

他にも、文のリズム、姿勢などは、言語メッセージを構成して、関係の解釈についての感じ方を表す情報のかたまりを構成しているのです。コミュニケーションにおいてすべてのメッセージが意識的に伝達されるわけではありません。

緊張で体が震えてしまったりするなど、体が自然に私たちが意図しているものとは異なる動きをすることもあります。

またそのメッセージの結果は相手の選択に依存していますが、開始される前にアクターによってコミュニケーションの結果を事前に計画することもできます

例えば、不安な声で話すことで怯えさせたり、明るく振る舞うことで内容をより好意的に伝えたりすることが考えられるかもしれませんね。

コミュニケーションとインフォメーションは異なるがどちらも大切

日頃、我々にはコミュニケーションが必要な場面とインフォメーションが必要な場面の両方があります。

例えば、相談に乗ったり、議論をしたりするときはコミュニケーションが必要です。正しい情報であったとしてもそれを押し付けるだけではコミュニケーションは成立しません。その結果、不快感を感じさせてしまったり議論がまとまらなくなったりします。

これでは人と関わる意味があまりありませんよね。

一方で、道案内や緊急時の呼びかけはインフォメーションのほうが必要です。

道を教わるときに全く関係ない健康状態を聞かれたら「早く教えてよ!」と思うでしょうし、火事が発生したという事実を教えてもらうより先に昨日のテレビの話をされたら、「そんなことより避難するということを早く教えてよ!」となります。

町中の「インフォメーションセンター」がインフォメーションなのは、その街の情報を提供するためのスポットとしての役割を持っているからです。

逆に公民館などは地域のコミュニケーションセンターとしての機能を持っているので、たくさんの地域の人がこの場所を使ってコミュニケーションをするためにあります。

ここまでいろいろと話してきましたが、実は色んな人がコミュニケーションとインフォメーションの違いを自然に把握できています。

自分と関わる人が何を求めているのかを把握し、適切な対応ができる人は自然にコミュニケーションとインフォメーションの違いをわかっているのです!

みなさんも「今この人は何を求めているのか?」を考えて人と接してみると、意外とこれまで気づかなかった大きな発見があるかもしれませんね。

Source:Variety of Communication