AmazonもクラウドサインもfreeeもMFもあらゆるビジネスツールがインターネットを通して契約できるのですが、その際に困るのが「クレジットカードがない」ということ。
新設法人の場合は当然信用がないので銀行口座もなければカードもありません。
個人用のクレジットカードを事業目的で使用するのはダメなことが多いので、スタートアップ企業の皆様でもカードがないと結構困ると思います。
私もいろいろと調べてみましたがクレジットカードのおすすめサイトはたいていアフィリエイトがあるものが推薦されているのが現状で、本当にいいカードや、設立してすぐでも発行してもらえるカードが紹介されてない場合が多いです。
そのため、実際に新設法人設立後に各方面から紹介いただいた「新しい会社が申し込みできてかつ発行可能性が高いカードをご紹介したい」と思います。
三井住友ビジネスカードforOwners
こちらはSmart HRさんからのメールでご紹介されていたカードです。
登記簿謄本・決算書不要でカンタンに申し込みできます。
Smart HRを始めとしたSaaSの利用料等の支払いをカードで行うことで効率化ですね。
50名以下企業の業務効率化に最適なビジネスカードが売りだそうです。
クラシック | ゴールド | プラチナ | |
年会費 | 1,250円 (2名から400円) |
10,000円 (2名から2000円) |
50,000円 (2名から5000円 |
利用枠 | 10万〜150万円 | 50万〜300万円 | 200万〜500万円 |
その他 | 最高2千万円の 海外旅行傷害保険 |
最高5千万円の 海外旅行傷害保険 |
最高1億円の 海外旅行傷害保険 |
詳細はこちら
freeeカード
起業直後、個人事業主でも、事業に合うクレジットカードということで、
freeeCEOの佐々木さんの創業体験から生まれたのがこのカード。
オリコとスタートアップ事業用に共同開発しており、
スタートアップ経営者の決済に関する悩みに答える内容になっています。
かゆいところに手が届くスモールビジネスの経営・経理に最適な「freeeカード」ですね。
freeeカード | |
年会費 | 無料 |
利用枠 | 50万円〜 |
その他 | Web申し込み、最短4営業日 |
詳細はこちら
アメリカンエクスプレス・ビジネスカード
Karigoさんからのご連絡でご紹介いただいたカードです。
スタートアップ企業の経営者の方に所有率が高いように思います。
利用情報を会計freeeに自動的に取り込むことができます。
立ち上げ当初は「与信管理とはなんぞや?」というところから始めると思いますが、
こうした企業や個人の信用調査、反社勢力調査に使えるという、
「ビジネス情報調査代行サービス」や「G-Search」を使えるというのは良いですね。
年会費はお高いですが、先程ご紹介したfreeeの佐々木CEOのインタビューでも、
創業当時はアメックスのカードを活用していたことがわかります。
事業用にカードを本格的に使えるようになったのは、当時Amexの審査に通ってから。その頃、最初に作れたビジネスカードは限度額20万だった。「そんなのすぐに使いきるから意味ないじゃん」とは思ったね。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード | |
年会費 | 12,000円 |
利用枠 | 20万円〜 |
その他 | Web申し込み、最短4営業日 |
営業の方にはこちらのグリーンのカードより「アメリカンエクスプレス・ビジネスゴールド・カード」をおすすめされますが、これは年会費が31,000円とお高い分入会ハードルを高くしているのかもしれません。
詳細はこちら
ライフカードビジネスライト
個人用カードでも知名度の高いライフカードからもビジネスカードが出ています。
こちらのスタンダートの方は年会費もかかりませんがポイントもなしというシンプル設計。事業用ならそれで十分なような気がしますけれどね。
ライブカードビジネスライトもしくはライフカードビジネスを利用している方はfreee会計が年払いの場合1ヶ月無料になるそうです。
もちろん、ライフカードビジネスのご利用代金明細を自動で取り込むこともできます。
ライフカードビジネスライト | |
年会費 | 無料 |
利用枠 | 不明 |
その他 | Web申し込み、最短4営業日 |
まとめ
やはり「freeeカード」がベンチャー向け法人カードの突破口になっていると感じます。
こうした心意気が嬉しいですしまずはfreeeカードを使ってみたいなと感じます。
一方でライフカードや三井住友VISAカード、老舗のアメックスも負けじと様々なカード、サービスを提供しているので、スタートアップ向け法人カードも今後競争が激しそうですね。
ぜひ新設法人を立ち上げたばかりの経営者の方はご参考まで。