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核抑止論というのは戦争を防ぐために核兵器が必要ということではない

核兵器を持つ国は圧倒的に戦争で有利であるという認識がある。

核兵器を持つべきだという考え方は、核兵器が通常兵器(戦車や戦闘機、戦艦など)と比較して戦略的に有効であるということを前提としている。

確かに核兵器は一発で通常兵器の数千倍、数万倍の破壊力を持っていることを考えれば、戦車100台よりも核兵器1発のほうが効果が高いことは明らかであり、戦争で核兵器を使用することの被害の大きさや破壊力は日本人であればなおさら知っていることであろう。

しかし、核兵器は戦争を防ぐ手立てとしては必ずしも有効ではない。

中野:そう、意味がない。先ほど例に挙げたフォークランド紛争が起こった際も、英国が核兵器をもっているにもかかわらず、アルゼンチンはフォークランドに攻め込んだんですね。核兵器はあくまでも核兵器に対する抑止力であって、領土をめぐる武力衝突においては効力を発揮しないことがわかったと。

http://ch.nicovideo.jp/tsuda/blomaga

その意味では核兵器は使えない兵器なのである。